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中学生セフレ【青春編】
第15章 彼女とついに初逢瀬!見られながら…
*****ここからは、この章でのルミの心境*****

『おかしいな?わたし、どうしたんだろ…』

前日のダブルデートの直後、ミヤから
「明日、ケンジとセックスをする予定なんだけど、付き添いしてくれない?」
と哀願された。
ミヤのキャラからすると信じられないくらいの必死さだったんで、わたしは思わず頭をタテに振っていた。
しかし、それを頼まれた瞬間、わたしは反射的に
『いやだッ!見たくないッ!』
と思っていた。

その後、夜になって、ナオトと部屋で談笑している間、わたしはミヤに電話し
「やっぱ、ダメ」
と付き添いを断った。
しかしミヤは
「一生のお願い。頼むから、付き添って」
と…。
「ナオト以外の他の男子の裸を見たくないの…」
と言うと、ミヤは
「別に減るもんじゃないし、それに後学(こうがく)のため、他の男子の裸は見ておいたほうがいいよ」
などと。ミヤは、おとなしい顔をして、存外エロいところがある。林間学校のときも、ミヤが男風呂をのぞきに行こうと提案してきて、ビックリした。ミヤには何か変態めいた性癖があるのではないかと、わたしは思っている。

そして、今日。
午前中、ナオトのご両親に正式に挨拶をし、婚約式の日取りを明日に決めた。この地域では、男女は15歳で婚礼を挙げる(もちろん法律的なものではないが、同居はする)ので、その半年前である14歳の夏にはパートナーを決めて婚約をするならいである。

そしてナオトをわたしの母親に紹介し、婚約が正式に内定した。
その直後から、わたしは、なんだか気分がすぐれなくなった。マリッジブルー?そんなはずが、ない。愛しい愛しいナオトとの、夢の結婚である。天国にいる気分だ。
それなのに、なぜか、気が落ち着かない。イライラする。強い不安が襲ってくる。
そして、お昼、喫茶店で待ち合わせしたミヤの姿を見たとたん、わたしは、強い嫌悪感と焦燥感あるいは劣等感のような感情をミヤに対して覚えていた。
わたしはその感情をぶつけるように、ミヤに言った。
「付き添い…、やりたくない」

そして、午後1時。
わたしは、ケンくんの自宅の寝室に入った。
なんだか胸がむかむかする。つわり?なわけはない、初体験からまだ2日しか経ってないし、ピルも服用している。
ミヤとケンくんが手をつないで、入ってきた。
わたしは、ミヤを異様なほどに、にらみつけていた。
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