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中学生セフレ【青春編】
第16章 気づいた思い…婚約式前後【ルミ視点】
その夜、わたしは、夢を見た。
最近3カ月余り、毎日のように見ている例の夢だ。

「ルミ…、かわいいね」
と言いながら、ケンくんがわたしのおなかを手のひらで優しくナデナデしてくる。
え?
わたしは、ケンくんの今まで(の夢の中での態度)と180度違う態度に驚いた。

ケンくんは、今まで3か月間、毎日毎日、わたしを荒々しく押し倒し、獣のように襲いかかってきて、わたしの乳尻裸を犯してきた。それはほとんど、というか、完全にレイプだった。
しかしわたしは、レイプされているのに、非常に喜んでいた。
最初わたしは、自分がレイプ願望を持っているのか?と思っていた。
しかし、何度も何度もレイプされているうちに、わたしはケンくんのことが好きで好きでたまらないんで、それで喜んでいることに気がついた。
『わたしは、このひとを心底から愛している!』
初め、わたしは自分をレイプしてくる男子が、誰なのかわからなかった。
そしてある日、その男子がケンくんだとなぜかわからないが知った。
その瞬間、ケンくんについてのいろいろな情報がわたしの脳に流れ込んできた。わたしは、夢中になって、ケンくんにレイプされ続けた。

今夜もケンくんは、わたしのブラを引きちぎってくると思ってたら、静かに外してきた。
しかも、わたしへの呼びかけが、今までなら
「ルミちゃん」
だったのが、
「ルミ」
という呼び方に変わっていた。
ちゃん付けは他人行儀という感じで、呼び捨てはすごく親しげという感じ。
「ルミ、好きだ」
え?ケンくんがおかしなことを言ってきた。
するとわたしが勝手に、答えていた。
「ケンジ~~~♡わたしも、好き~~~♡」

その夜は、ケンジは、なんとわたしを1度も犯してこなかった。ケンジは、わたしの乳尻裸をただ抱きしめているだけ。
当然わたしはケンジとセックスがしたかったが、それを言ってはいけないという無言の枷(かせ)みたいなのが、あった。わたしは、ケンジの腕の中でえんえんと泣きはらしていた。


その夢の意味を、わたしは知っていた。
『わたしは…、ケンくんが…、ケンジのことが、好きだったんだッ!!!!!』
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