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中学生セフレ【青春編】
第16章 気づいた思い…婚約式前後【ルミ視点】
ナオトとの婚約式まであと1時間と、せまっている。
ここで、心の整理をつけ、どちらか選んで決着しなければならない。
ナオトか?ケンジか?

ケンジ…。
自分の運命の男子で、好きなことも分かった、気づいた。
彼を異常なほどに求め、ストーカーまがいなことをした。彼とのセックスに執着し、彼とセックスができない夜はこうして歯噛みしている。
彼とのセックスは、正直、天国、至福だ。カラダの相性が完全に一致していて、彼は至れり尽くせりの愛撫とエロ行為をわたしの乳尻裸にしてくる。わたしは、彼に腰尻を抱かれていないと眠れなくなってしまった。

ナオト…。
自分が心からリアルに愛している男子で、好きで好きでたまらない。
彼は、超絶イケメンで、高身長で、スポーツマンで、誰からも好かれる好青年。理想の男子だ。
わたしが告白すると、彼は意外にも受け入れてくれた。彼に付き合っている女子がいなかったのには、驚いた。
彼とのセックスは、正直、カラダ的には物足りない。でも、それが彼のいいところ。純真無垢で、そんなに性知識もなく、ガムシャラにわたしの乳尻裸を求めてくる。そんな彼が、愛おしくてたまらない。

男子の社会的なスペック度でいうと、ナオトが群を抜いている。ケンジは、彼の足元にも及ばない。(もちろん、主観)
しかし男子のセクシー度でいうと、ケンジはほとんど<神>レベルだ。(もちろん、主観)

二人を比較することは、わたしにはできない。
どう決着させればいいんだろう?

1時間、うんうんうなったあげく、わたしは考えることを放棄した。
『本能に、自分の気持ちに、従おう』
やがて、わたしは、前代未聞・空前絶後・厚顔無恥のトンデモ結論を引き出した。
<ナオトと結婚しながら、ケンジとセックスを続ける>
そして、ケンジへの自分の気持ちは、生涯、ケンジに隠し通すことも決めた。あくまで、セフレのプレイ上の恋人設定として振舞っていこうと。
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