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第2章 衝撃！

「ルミちゃん…、この道、違うよ？」
僕は、彼女に言った。
彼女の名前は、ルミという。名前までアイドルっぽい。
「そうだよ～♡」
ルミは、にべもない。
「ラブホなら、あっちじゃん」
「誰がラブホ行くって言ったの～？」
「え？それじゃ、エッチどこでするん？」
その歩いていく道、その先には、僕の自宅があった。
やがて、僕とルミは、その前にたたずんでいた。

「夜まで、一人なんでしょ～？」
え？なぜそんなことを知っている？驚いて、僕はぼうぜんとした。
「当然、知ってるよ～♡エッチをする相手だもん～♡とことん調べてからでないと、エッチできないよ～♡」
え？いつ調べたんだ？しかも、どうやって調べたんだ？
「４月から、毎日毎日、ケンくんの後をつけていったんだよ～♡そんで～♡張り込みをして～♡ケンくんがひとりっこで～♡親二人とも、共働きで～♡帰宅するのは早くても夜の９時で～♡遅いときは会社にお泊りで帰ってこない～♡」
え…？
「ケンくんの部屋は、１０畳の広いお部屋～♡ベッドは、ダブルベッドで、それもウォーターベッド～♡ケンくんちのおふろは、一度に４人入れるくらいの広さで、洗い場にはぶ厚いマットが敷いてある～♡」
僕は、ぞおおおーッとした。
もしや、ルミはストーカー体質では？

「それで、ケンくんは、まだ童貞さんなんだよね～？オナニーは、１日に３回～♡おかずは、巨乳のグラビアアイドル～♡」
僕は、ルミの超かわいい顔を、怖々と見た。