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中学生セフレ【青春編】
第11章 告白付き添い?ありえない…
自分に告白してきた女子が、他の男子に肩を抱かれ、さらにおしりに触られている…。
ナオト先輩にとっては、到底ありえない、考えもつかない光景。悪夢といえた。
「お…、おまえらッ?お、俺をバカにしてるのかッ!?」
ナオトは、案の定、激しく怒った。
言われたルミは、きょとんとした顔。何を言われたのか分かんな~い♡という表情。
そして、常識人である僕は、はぁ~っとため息をついて
「先輩。怒らないでください。この子、真剣なんです。この子、先輩のことが、マジ好きなんです」
といちおう、言ってみたわけだが。

ナオト先輩は、はらわた煮えくりかえっているというような真っ赤な顔をして、僕を(僕の左手のひらと右手のひらの位置を)ぎろっとにらんできた。
「お…、おまえ、誰だッ!?」
「あ、申し遅れました。僕は、この子…ルミちゃんの同級生で、友だちの、ケンジといいます」
と僕は、さらりと自己紹介をした。
「と…、友だち!?彼氏の間違いだろッ!?」
「いいえ、僕は、ルミちゃんの彼氏ではありません。ただの、友だちです」
僕の、むなしい弁解。
いや、間違ってはいない。僕は、ルミの恋人じゃない、友だちにすぎない。ただ、セックスをする友だちなんだけど、それは言っちゃいけない。

「な、な、な、なにが友だちだッ?お、おまえの左手のひらはッ?おまえの右手のひらはッ?ど、ど、どこを触ってるッ!?」
「見ての通り、です。僕の左手のひらは、ルミちゃんの肩に触れています。僕の右手のひらは、ルミちゃんのおしりに触れています」
僕は、落ち着いたようすを醸(かも)し出すよう注意しながら、淡々と言葉を述べた。
「う、う、う、うッ…」
ナオト先輩は、言葉を失ってしまった。
「これは、いわゆる友だち同士のスキンシップでして、友だちへの力づけです。この子、先輩に告白する勇気が出なくて、こうしてスキンシップをして力づけてるんです」
僕のトンデモ論理をぽかーんと聞いていた、ナオト先輩。
ただ、僕の落ち着き払った雰囲気を感じ取ったのか、怒りがしだいに収まってきているように思われた。

「先輩、どうかお願いします。ルミちゃんと付き合ってあげてください。ルミちゃんは、先輩に恋い焦がれているんです。ルミちゃんは、先輩のことが大大大大大好きなんですっ!」
僕は、ルミの肩とおしりから両手のひらを離し、ここぞとばかり声を大きくして、叫んだ。
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