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中学生セフレ【青春編】
第2章 衝撃!
「去年の、中1のときの秋から、ケンくんをあたしの、初めてのエッチの相手と心に決めていたの~~~♡」
えっ…?そんな前から?なんて執念だ、数あるエッチ相手の一人を選ぶのにそんな時間をかけるなんてー。というか、初めてバナシはまだ続いてるんかー。

「去年の秋、ケンくん、あたしにすんごい優しくしてくれて~~~♡」
え?そんな記憶は僕にはないぞ?
「それで、ケンくんとエッチをしたら、すんごい優しくしてくれるんじゃ?と思って~~~♡」
あ、そうか、僕と誰かを間違えてるんだ。
ま、いいや。間違えてるならわざわざ言うこともない。僕は、この子とエッチをするだけだ。
「それで、ケンくんのことを知りたくて~♡ケンくんのお母さんがピアノ教室をしていると聞いて、習いに行って~♡」
「え?」
「あたし、居残り志願して、そのときケンくんのお母さんにいっぱい聞いたんだよ~♡ケンくんのこと~♡」
ああーーー。そうかー。ルミの情報源は、バカ母だったのか。ほんとバカ母は、おだてられるとべらべらしゃべるからなあー。
「ケンくんのお母さん、あたしがケンくんの付き合ってる彼女だと言ったら、いろんなこといっぱい教えてくれて~♡」
くそー、騙されやすいバカ母だ。

「それでネ、あたし♡ケンくんのお母さんに思いきって、ケンくんとエッチをしていいですか?と聞いたんだ~♡」
ブハアーっ!!!
なにを言ってるんだ、この女子は!?
「すると、ケンくんのお母さん、許してくれたよ~♡ケンくんとエッチをしていいって~♡」
「わああああー???」
「それで、ケンくんのお母さんからこれ、もらったんだ~♡」
とルミが見せてきたのは、薬袋。何々産科医院という名前が見えた。
「えっ」
その、何々というのは…、クソ親父の医院じゃないか!!!???クソ親父は、産科医だ。ちなみにバカ母も、もと助産師だ。
「だから、ケンくん~♡あたしとエッチをするときは~♡コンドームを付けないでいいよ~♡」

なんてこった…。
ぼうぜん。
しかし、この子は策士だ。攻めるには、まず搦(から)め手からという。まずは親に取り入り外堀を埋めて…って、感心している場合じゃない。
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