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中学生セフレ【青春編】
第12章 デート付き添い?ありえない…
ダブルデートもよくあることだが、僕の場合は、ほんとマズい。
だって、考えてもみよ。本命の彼女の目の前で、僕がルミのおしりをナデナデ…。
ありえないっ!

「あ、もしもし。ミヤちゃん?」
…って、おいっ!ルミ、何やってんだ?
ルミは電話を、僕の本命の彼女にかけてしまった。
というか、ルミと本命の彼女は知り合いだったのか???

僕の本命の彼女の名前は、ミヤコという。僕は、「ミヤ」と呼んでいる。
ここで、そのミヤのプロフィールを書いておこう。

ミヤ
 中2
 僕・ルミのクラスの、隣のクラス。
 女子バレーボール部の2年キャプテン。
 身長160センチ。
 バスト…直接見たことはまだないが、かなり大きい。
 顔は、校内ビッグ3の一人と称される美形。
 (ルミは、このビッグ3の筆頭女子である)
 僕とは、赤ん坊時代からの幼なじみ。林間学校直前に両思いになった。性関係は、ゼロ。(僕は、この夏休み中にセックスをしようと思っている)
 そして、今しがた知った事情…ルミと友だち関係!?

「わたし、ナオト先輩と付き合うことになったの~」
「それでね、今から先輩とデートすることになって~」
「ただ、すごい緊張するんで、ミヤちゃんに頼みがあるんだ~」
「ミヤちゃん、彼氏出来たって言ってたよね~?」
「それで、ダブルデートしてほしいんだ~」
「いい?良かった~。じゃ、10分後、1丁目のコンビニの前で~」
………

ブー、ブー。ズボンのポケットが、震えた。
ミヤから、だ。
「…もしもし」
「ア♡ケンジ~♡」
ミヤのうれしそうな声。
「なに?」
「うん~♡今から、デートしたい♡」
「…今から?」
「うん~♡ケンジ、どうせヒマでしょ?」
この林間学校から帰宅したその翌日とその翌々日は、2年生の部活はお休みである。僕も、いちおう、部活に入ってる。
「ま…、そう、だけど」
「それで、わたしの友だちも彼氏さんとデートするらしくて、ダブルデートにしないかって♡」
「…そう」
「いいでしょ?ケンジ~♡」
ミヤの押しの強さは、昔から知っている。
ルミも押しが強いキャラだが、ルミのそれと違うのは、とことん優しさを含んでいるというところだ。
ゆえに僕は、拒否できない。
「…いい、よ」

どうしよう?
絶体絶命だ。
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