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落とし前セックス
第4章 燃え上がる前戯(1)乳尻裸をまさぐられて
「ミコーっ!!!なんて、かわいいんだーっ!!!」
《ええ~ッ???》
ツヨシの思わぬ言葉に、とても驚いたわたし。
しかしわたしが反応する前に、裸のツヨシの大きなサイズの両手のひらが、わたしの乳房裸の小さな両肩を後ろからつかんできた。
《アア~ッ!抱かれる~ッ!!!》
心臓がバクバクした。
しかし、ツヨシはわたしの乳房裸の両肩を、裸の両手のひらでわしづかみにしたのではなかった。
裸のツヨシの両手のひらは、わたしの乳房裸の両肩の上にそっと載っていただけだった。

「アア…」
バクバクしていた心臓が、落ち着いた。
落ち着いたのと同時に、裸のツヨシの両手のひらの感触がわたしの乳房裸の両肩肌にじんわりと伝わってきた。裸のツヨシは、わたしの乳房裸の両肩に手を触れるだけでなく、わずかだが動かし撫でていた。
「アアア~~~ッ」
《ツヨシの、両手のひら!とても大きくて、ぶ厚い~ッ!指のそれぞれが、ごつい~ッ!アアア~~~?それなのに、それなのにこの撫でかた~?ツ、ツヨシ~?め、めちゃくちゃ優しい手つき~ッ???ツヨシ、ほんとは?ほんとはわたしのこと…》
そのとき、裸のツヨシが、それは思いのこもったような感じで
「あああー!ミコーっ!ミコーーーっ!」
とわたしの名前を叫ぶように言った。
乳房裸のわたしは、思わず叫び答えてしまった。
「ツヨシ~~~~~ッ!!!大好き~~~~~ッ!!!!!」

しかし、ツヨシが沈黙。その沈黙は、変な間(ま)で続いた。
《拒否られた…。か、無視された》
わたしは、感じた。
目から涙があふれた。

少し時間がたってから、裸のツヨシが
「ミコ。すごい、かわいいー」
と言って、わたしの乳房裸の両肩の上を撫でるようにすべらせて、両手のひらをスッとわたしの両二の腕へと移した。
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