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堕ちる…
第5章 崩壊
私は走りました。
涙が溢れてきます。

どこに行けばいいのか、わからず…
亮のいる洋品店に行きました。

「亮!」
「どうしたんだ?!」
「私…私…」
「…ここはまずい、出よう。すいません、店長!ちょっと早退します!」


私は、初めて彼のアパートの部屋に通されました。

私の話しを聞くと、亮は
「すまない…栞…俺のせいだ…お前を誘ったばかりに…こんな事になって…」
「違うわ…抱かれたのは私の意思。全部私が招いた事なの。誰も責められない…」
「今からお前の家に行って謝るよ。俺はどうなっても構わないから…」
「いいの…もう…。私の心残りは娘のことだけ…。あの子とだけは離れたくないの…」
「でも、たとえ裁判を起こしても親権は難しいぞ…」
「私は母親よ!」
「それに…調停が長引けば娘まで巻き込む事になる。子供にとって、両親が争う姿を見せられるのは…つらいぞ」
「……」
「俺も離婚したんだ」
「亮…」
「息子を奪い合って泥沼の裁判だ。結局負けたが…地獄だったよ…」
「…彩音……」

私は、涙が止まらなくて…
亮は、優しい眼差しで見守ってくれました。
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