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第2章 年下の男の子🎵

携帯のスケジュール帳を開く、今年のヒサオの誕生日は、同居同盟を始めた週の半ばだったわけで、ヒサオも言ってくれれば良かったのに。

まあ、でも、自分から誕生日だから祝ってくれなんて、言いづらいし、仕事もプライベートも忙しさMAXの時だったから、本人も忘れてたのかも、

なんて思ったら落ち着いてきて、さっきの優希ちゃんとの会話ひっちゃかめっちゃかだったと反省する。

うん、金曜のダブルデート飲みは、フェア打ち上げと称して、星川夫妻入籍おめでとう会を、ヒサオと企画しようと思い立った。

ん～、何をプレゼントするか、ヒサオと駅前で待ち合わせて、一緒に探そう。

混乱していた頭がスッキリして、午後の仕事は捗ったのだ。