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風俗ごっこ
第8章 8 ソープ葵のオプション3Pスペシャルメニュー
あたしを残して夫と大介はバスルームから出ていき、後片づけをしてから
バスローブを羽織っただけのスタイルで居間に戻ると、大介はいつものよう
に既に帰っていなかった。
「しちゃったね」
あたしはぽつんと言った。
「ああ」
夫の言葉は熱が冷めて冷静さを取り戻した雰囲気を纏っている。
急に取り返しのつかない事をしてしまった後悔がこみ上げて来る。
「あたしの事嫌いになった?」
嫌われても仕方ないかもしれない。夫の希望と言う形を取りながら、その
実、こうなる事をあたし自身が望んだ結果だった。ここまでの間、何度でも
引き返す事は出来たはずだ。それをしなかったのはあたしの好奇心と背徳感
を纏った官能の快感にあたしが取りつかれていたからに他ならない。
「どうして?どうして俺が葵の事を嫌いになるんだ」
「だってあたし他の男に、あなたの親友の大介さんに抱かれちゃったのよ」
「そうなんだよな」
「こんなことしなきゃよかった」
「どうして?俺は良かったと思っているよ」
バスローブを羽織っただけのスタイルで居間に戻ると、大介はいつものよう
に既に帰っていなかった。
「しちゃったね」
あたしはぽつんと言った。
「ああ」
夫の言葉は熱が冷めて冷静さを取り戻した雰囲気を纏っている。
急に取り返しのつかない事をしてしまった後悔がこみ上げて来る。
「あたしの事嫌いになった?」
嫌われても仕方ないかもしれない。夫の希望と言う形を取りながら、その
実、こうなる事をあたし自身が望んだ結果だった。ここまでの間、何度でも
引き返す事は出来たはずだ。それをしなかったのはあたしの好奇心と背徳感
を纏った官能の快感にあたしが取りつかれていたからに他ならない。
「どうして?どうして俺が葵の事を嫌いになるんだ」
「だってあたし他の男に、あなたの親友の大介さんに抱かれちゃったのよ」
「そうなんだよな」
「こんなことしなきゃよかった」
「どうして?俺は良かったと思っているよ」