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風俗ごっこ
第2章 2 風俗店開店
「いやちょっと待てよ。お前らおかしいだろ」

「紀和は嫌だよな、やっぱり。自分の嫁さんが友達のちんこ掴むのは」

「いやまあ、別に浮気する訳じゃないから、俺はそんな器量の狭い事言わん

けど。だけど何のためにそんな事するんだ?」

「紀和の許可出たみたいだから・・・葵さん、はい3千円」

 どういう訳かいきなり目の前に3千円が置かれた。夫はあたしがこのお金

を受けとったらどうするだろう。

「じゃ、これ貰っとくね」

「契約成立」

「お、おい、お前ら・・・」

「やっぱ駄目?」

「あたしお金受け取っちゃったよ」

 夫は拒否しない。あたしは100パーセントの確率でそう思った。あたし

が大介のペニスを握るシーンを夫は見たくて仕方がないはずだ。

「ん、全くしょうがねえなあ」

 夫は堕ちた。

「じゃあちょっと待って電気暗くするから」

「葵さん、ちょっと試すだけだからそんな雰囲気作らなくとも良いですよ」
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