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風俗ごっこ
第8章 8  ソープ葵のオプション3Pスペシャルメニュー
 あたしが快感に喘ぎ、快楽の波に翻弄されて達する姿に興奮する夫は、や

がてあたしと大介のセックスを望むようになる。今は本番をしてないかと言

う嫉妬を口にするけれど、やがてその嫉妬は本当に大介とのセックスを見る

事を必要とする方向に向かっていくのだ。

「やっぱ恥ずかしいから・・・」

 夫は少し考え込むように首を傾けた。

「そうだな、じゃあこうしよう」

 夫の表情が少しほころんだ。

「俺と大介の両方に、サービスをして貰おう。3Pって事だ」

「え?」

「それなら良いだろう。俺と大介の両方にサービスするソープ嬢マリリン。

どうだい?」

「どうだいって言われても・・・」

 夫の意図が分からない。単なる思いつきなのか、何か意味があるのか、見

当がつかない。ただ、あたしはその提案に二人に挟まれた自分の姿を想像し

てしまった。

「あたしはいいわよ、あなたがそうしたいというのなら」

 嘘、あたしは嘘をついている。夫と大介の二人に奉仕する自分、そして二人
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