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風俗ごっこ
第8章 8  ソープ葵のオプション3Pスペシャルメニュー
から愛撫されている自分の情景が浮かび上がる。淫猥な妄想。夫は当然大介

の前でも求めて来るだろう。そうして夫と交わった後、大介があたしに入れ

たいと言った時、夫はなんて答えるのだろう。

 あたしはその答えに従うしかない。妄想の中のあたしは大介と交わり歓喜

に喘いでいた。

「大介には本当に入れさせたりはしてないのだよな」

 またその話を蒸し返す。あたしはちょっとむっとした。三人でプレイする

時にしこりを持ったままなんてたまらなく嫌だ。

「さあ、どうかしら、夢中だったから、良く分からないわ。入れられてたか

もしれないわよ。でも、もうそんな事どうでも良いのじゃなくて?あたしは

大介さんのペニスをフェラチオして、口に出された精液を飲んで、アナルに

舌を入れて愛撫して、アナルにまで精液を入れられたのよ。今さらあそこに

入れられたかどうかなんて大した問題じゃないと思わない。それとも明日も

入れたかどうか、心配しながら三人でプレイするの?それで楽しい?興奮し

て昂ぶってホントに気持ち良くなれる?何のために三人でプレイするの?」

 一気にまくしたてるあたしの権幕に、主人はちょっと引き気味に驚いてい

た。こんな反撃を喰うとは考えていなかったのだろう。

「葵の言う通りかもな。俺は何のためにこんなことしてるんだろ。全部俺の

わがままで、俺が興奮するために葵の事も考えずにしてきた事なんだよな」
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