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風俗ごっこ
第8章 8  ソープ葵のオプション3Pスペシャルメニュー
 あたしは前に進んでしまった。あくまで夫は傍観者を決め込もうと言うの

なら、あたしは見せる側に徹底するしかない。プレイの中に引っ張り込もう

としているのだけれど、夫は乗ってこないかもしれない。

「大介さんはこちらへ」

 そう言ってマットの真ん中に大介を誘導すると、仰向けになった大介に抱

きつくようにして唇を求めた。

 大介も手を身体に廻してきつく抱きしめてくる。あたしたちは背後の夫を

無視するように、唇を貪り、互いの身体をまさぐる様に手に力を入れる。

 やがて大介の唇があたしの左のうなじを噛むように刺激し、右手が乳房を

掴んできた。

 次第にあたしの中で欲望が膨らんでくる。喘ぐような声をもらしながら、

あたしの右手は大介のペニスを求めて下腹部へと下がっていった。

 乳首が甘く噛まれると電流がそこからクリトリスへ走る。あたしの手はペ

ニスを捕らえ、中ほどを握りしめる。

 大きい!口に含んだ時より大きく感じる。夫の目の前でこれを入れたら夫

はどうするだろう。あたしはこのままあたしの中にこの勃起した男性をその

まま迎えたい衝動に駆られた。

 大介の身体に手を置いてあたしは、下に身体をずらしていく。

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