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背徳の嗜好
第10章 罰ゲームは年下の彼女に…
(…こ、この奈央って若い娘より先に、美紀さんをイカせられなきゃ…
あ、歩子の…アナルが…)
ソレは私がアナルに興味を持ち始めた当初から、
いつの日にか…と、胸に秘めてきた悲願と言ってもイイかもしれない…
コレまでずっと悩み続けてきたが、結局手を出すことの出来なかった妻の禁断の地が
今日この後、彼女に犯され、処女を喪失してしまうのか思うと…私の動揺は半端なかった…
そして…私なんかよりも、歩子当人はソレ以上に違いない…
(…ア、アナルって…そんなアブノーマルなコトを…)
ソコへの侵入を拒もうとしたのか…
歩子のアナルがギュッとキツく引き締められるのが見て取れた…
「フフッ…お二人のその様子を見ますと…
やはり、歩子さんはアナルも初体験みたいですね…」
奈央の見解に間違いないだろう…
付き合いたての若かりし頃、私が悪戯半分で試みた時の嫌がり様を見る限り、
歩子にアナルの経験などあるはずが無い…
「大丈夫ですよ…その時は私が美紀さんの様にキチンと開発して、
アナルの方でもイケるような身体にして差し上げますから…」
「…ア、アナルでもって…」
ココで改めて言うまでもないが…
まだノーマルな男とのセックスでの中イキだって儘ならないのである…
今からその歩子の初めての中イキを、他の男に奪われようとしていることだって
断腸の思いだというのに…ソレを通り越し、
同性の他の女に初アナルイキまで奪われてしまうかもしれないリスクを考えると…
私の精神状態はまたもや異常をきたし、膝から崩れ落ちてしまいそうだった…
「フフッ…元はと言えば、ご主人がルールを破ってしまったんですから…
ご主人にはそのくらいツラい想いをして頂かなければ、お仕置きになりませんし…
私だって散々待たされていた分、
歩子さんといろいろなプレイを愉しませて貰わなければ、割りに合いませんから…」
こうして全権を持つ奈央が、私達に有無を言わさず…
「では…早速ですけど、私も準備しますので…
ご主人は今からコチラ側が視界に入らない様、美紀さんの方を向いてお待ち下さい」
コッチの心の準備ができていないというのに…早くも観賞禁止が義務付けられる…
「…」
ルールを犯した張本人が、奈央の命令に背ける訳もなく…
私は後ろ髪を引かれる想いで歩子に背を向け、美紀の前に対峙したのだった…