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第10章 罰ゲームは年下の彼女に…

　奈央がゆっくりと距離を縮め、パックリと拡げられた股間の前に跪いたかと思いきや…

　「フフッ…歩子さんったら…よく見れば、こんなにベットリ濡らしちゃってるなんて…」

目と鼻の先まで近づいた奈央の顔が歩子のオマンコをマジマジと覗き込み、
グショ濡れの陰裂を触れるか触れないか程度のフェザータッチで優しく撫で上げていく…

　「アッ…」

思わず、歩子は微かに喘ぎ声を漏らしていた…

そして、たったそれだけのコトだったが、瞬時に理解させられる…

　（…ま、まさか…こんなにも違うだなんて…）

その奈央の触れ方は、男がする愛撫と全く比べモノになりはしない…

女の身体を熟知した女性ならではの、モノ腰の柔らかい繊細な指遣いが齎す甘美な快感は、
歩子の想像を遥かに超えている…

　「歩子さん…無理にガマンしなくてイイんですよ…気持ち良ければ、
遠慮なく喘いでもらってイイですし…イキそうになった時は、
ちゃんとご主人にもハッキリ判る様に、大きな声でイクッてイッて下さいね…」

　「…」

奈央の忠告を受け、歩子がゴクリとナマ唾を呑んだかの様な音が聞こえた気がした…

その後、僅かな静寂が流れ…

　―…チュッ…―

…と、ネバついたリップ音がし…

　「アッ…アアッ…」

間髪入れず、歩子の切ない声が耳に飛び込んでくる…

コレは今、唇が歩子の女陰に接触し、奈央がクンニし始めたということなのだろう…

　（ウッ…あっ、歩子…）

その歩子の口から漏れてくる喘ぎ声が私に与える影響は、思った以上に大きかった…

　「フフッ…ご主人、判り易いですね…今までとってもイイ感じだと思ってたのに…
歩子さんが喘ぎ出した途端、舐め方が急に雑になりましたけど…」

　「…」

心境の変化が舌の動きに如実に反映されているというのか…
美紀に私の動揺が敏感に察知され、ダメ出しを受ける…

　「…そうやって焦って激しくこられても、女の場合は男性と違って、
逆にイキづらくなりますし…それこそ奈央さんの思うツボですよ…」

コレは本心なのか…それとも私にイカされないようウソをイッて惑わそうとしているのか…

美紀のアドバイスが頭の中をグチャグチャにし、どうすればイイか解らなくなってくる…

私がどんどんと深みに嵌り、慌てふためく一方、
奈央は全く焦ることなく、じっくりと着実に、コトを遂行していた…