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背徳の嗜好
第3章 淑女との個人面接

 「…どうです?その顔は…ご主人も、お独りでなさってきた口じゃありません?」

顔にハッキリ書いてあるとでもいうのか、
男の秘事までもがあっさりと見抜かれる…

 「…あ、あの…は、はい…お恥ずかしながら…」

言葉がしどろもどろになり、赤面しながら、小さく頷くと…

 「別にそうやって、恥ずかしがることじゃありませんよ…オナニーは…」

彼女の口から次々と発せられるその類の単語の一言一言に、
私の昂奮はますます煽られていく…

ムクムクと勃ち上がろうとするモノを沈め、緊張でカラカラに乾いた唇を潤そうと…
私は出されたお茶をゴクゴクと半分ほど一気に体内に流し込んでいた…

 「…実は、私も大好きで、ついさっきまで、ご主人と同じ様に、
ココでオナニーしてしまいましたし…」

 「プッ!…エッ…コ、ココで…オナッ…そ、そうなんですか?」

思わず、口に含んだ分を吹き出しそうになってしまう…

 「フフッ…」

彼女は私の問い掛けに答えず、有耶無耶にしたまま、
ただ淫靡なアルカイックスマイルを魅せ、淡々と話を進めていく…

 「男性の場合は、受け挿れられる側の女性と違って、
セックスする為にはまず最低限、必ず勃起していなければ
話にならないということがありますから、そういった感情に掻き立てられて
対策を施してくるのは、むしろ賢明な判断だと思うんです…
もし仮に、ご主人が前戯の途中でガマンできなくなって、
早々に射精してしまい、その後、万が一勃たないということになれば、
いざ女性の中に挿入するとなった場面で、全く使い物のならないですし、
そうなれば、他の男性と奥様のセックスを
ただ黙って横で見ているだけになってしまう訳ですから…」

全て彼女の言う通り、男として妻の前でそんな惨めな結果になるのだけは、
絶対に避けたかった…

 「それにこうやって事前に、ご主人がオナニーして
予防線を張っているということが解れば、気休め程度でも、
少しは長持ちするということですから、その分だけ、
相手の奥様が愉しむ為にも、好都合なんです」

彼女のここまでの話し振りから察するに、
これまでに何度もスワッピングを経験し、
数多くの夫婦の営みを見てきているのだろう…

彼女の実体験を基にしたような噛み砕いた説明を聞けば聞く程、
感情が昂ってくるのと同時に、余計な不安までもが付き纏っていた…
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