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背徳の嗜好
第15章 妻のカミングアウト

 帰宅ラッシュの混雑した車内で、私達は肩を寄せ合い、密着する…

会話が途切れ、目を閉じると…脳裏に浮かんでくるのは…
お互いのあられもないイキ様ばかりだった…

 『…もう主人のなんかじゃモノ足りないわ…おっきいオチンポじゃなきゃダメなのッ!』

私の鼓膜には、歩子の心の叫びが深く刻み込まれ、何度もリフレインしている…

 (…あ、歩子…)

無意識の内に、歩子と手を重ね合わせ、強く握り締めていた…

 「…!」

柔らかく、温かな感触に包み込まれる…

歩子も私と同じ感情を抱いているのか…指を絡ませ、握り返してくれていた…

人前で恋人繋ぎするのも何年振りのことだろう…

付き合い立てでラブラブだった頃の懐かしい記憶が甦り、
しっとりと汗ばんた掌から、お互いの想いが何となく読み取れた…

 「…ゴ、ゴメン…あんなひどいコトイッちゃったんだもん…
簡単に許して貰えるなんて思ってないわ…」

歩子が背を向けたまま、謝罪の言葉を口にする…

 「…べ、別に…許すも何も…」

 「ううん…イイの…私が勝手に貴方に償いたいって思ってるだけだから…」

 ー…だ、だから…お願い…私のコトをキライにならずに…ずっと貴方の傍にいさせて…ー

最期の想いは、今はまだ…おこがましくて、口にすることができなかった…

 「…あ、歩子…」

…と、電車が大きく揺れ、人波に圧し潰されそうになる…

 「だ、大丈夫か?」

顔を覗き込み、手を差し伸べてくれる何気ない優しさが本当に大好きだった…

 「えぇ…平気…あ、ありがとう…」

自然と笑顔が零れ、感謝の言葉を伝えると…後ろからソッと抱き寄せられる…

 「…あ、貴方…」

もうあれこれ考えたって、仕方ないだろう…

過ぎてしまったコトはどうにもならず、前に向かって歩んでイクしか道はないのだから…

気持ちを切り替え、歩子は愛する旦那の為に、
今まで以上に精一杯尽くしてイクことを心に硬く誓っていた…

 「…」

一方、私の鼻孔にムワッと強烈な淫香が勃ち込める…

マンションでは、時間がなかった所為もあり、歩子はシャワーを浴びていなかった…

抱き寄せた歩子の身体から、自分とは違う他の男のイカクサい臭いが漂ってくる…

さっきまで抱き合っていた男の汗と体臭が沁み付き、
歩子の首筋からメスの淫乱なフェロモンがムンムンと醸し出されていた…
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