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背徳の嗜好
第15章 妻のカミングアウト

「アッ、歩子ッ!…ま、待てってッ!…ホ、ホントに…」
慌てふためき、身体中からジトッと嫌な汗が噴出する…
「アラッ…そんなに慌てなくたって平気よ…痴漢っていっても、
男が女にするのとは違って、女が男にする分には、周りも猶更手を出し難いって話だし…
殆どが見て見ぬ振りで、捕まらずに済むらしいから…」
「…」
確かに…そう言われてみれば…痴女による痴漢が逮捕されたという話は、
聞いたためしが無かった…
歩子も痴漢プレイに興味があるというだけあって、ネット等で色々な情報を漁り、
それなりの知識を持っているのだろう…
「…それに、美紀さん達にあんなに何度も搾り抜かれた後なんだから…
私の手でちょっと弄られたくらいじゃ、そう簡単にイッたりしない筈でしょ?」
「…ソ、ソレは…」
歩子の挑発的な物言いに、たじろがされる…
今まで顔にこそ出していなかったが…
美紀と奈央に何度も射精させられたことが気に入らず、根に持っていたのかもしれない…
まるで腹いせでもするかの様に、歩子がグイグイと高圧的な態度で、
私を逃げられない様、窓際の死角へと追い詰めてくる…
されるがままに、開放されたファスナーの隙間から、
歩子のしなやかな手がスルリとズボンの中に忍び込んできたかと思いきや…
「エッ…ヤダァ…こんなベトベトになるまで濡らしてたなんて…」
パンツに沁み出た大量の先走りが確認され、私の顔がカーッと瞬く間に紅潮していった…
「フフッ…声を上げずにジッとしててくれればイイから、私の好きにさせて…
痴漢される女の身になって…ちゃんと理性を保てるかどうか、試してあげるから…」
「アッ…アアッ…」
有無を言わさず、強引に歩子の手がパンツのゴムを搔い潜り、イチモツが直接捕らわれる…
「…こんなに熱くなってたのね…」
男の一番の弱みである怒張が優しく握られると…身体もカチカチに硬直し、
抵抗することもできなかった…
「フフッ…ちょっと弄っただけなのに、益々硬くなってきたわ…
ほら…解るでしょ?先っぽからも、お汁がイッパイ垂れてきちゃって…」
耳元に小声で淫語が囁き掛けられる…
「…そ、そんな…あ、歩子…アアッ!」
鈴口が指先で悪戯に擽られると…溜まっていたガマン汁がジワッと一気に溢れ出し…
上の口からも情けない吐息が漏れてしまっていた…

