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第5章 妄想の果て…

　「…ナ、ナニを…」

何か得体の知れない柔らかなモノが、
私の一番の弱みである硬化した部分にやんわりと嵌められている。

　「フフッ…ダメですよ…動いちゃイケませんよ」

背後から耳元に、若い女性の声が囁かれた…

　（エッ！…ま、まさか…
今、私のモノを優しく包み込んでいるこのナマ温かいのは…
コ、コックリングなんかの類じゃなくて…か、彼女の…ナマの…手の感触だとでも…）

　「コレはご主人の反応を診て、
どのくらい寝取られへの耐性があるかをチェックしているんです」

　「…チェ、チェックって…こ、こんなことされたら…」

すでにこの時点で、
限界ギリギリの処まで追い詰められているといっても過言ではない…

これ以上、イチモツに何かしらの直接的な刺激を受けてしまえば…
あっさりと、この場で暴発してしまっても全然おかしくはなかった…

　「大丈夫ですよ…ご主人がすぐに込み上げてきてしまわないように、
彼女も絶対扱いたりしませんし…それ以上、その手の位置から動かしませんから…
ただそのままそうやってカリ首の部分を、あくまで軽く握っているだけです」

　「…カ、カリ首を…に、握っているだけって…」

やはり今、私のパンパンにエラの張ったカリ首は、
若い女性の手によって優しく握られているということなのだろう…

その事実を知っただけでも、私への精神的な快感はかなり大きいものだった…