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第5章 妄想の果て…

　「ご主人…今、私の手がどんな状態になっているか解りますか？」

妄想に没頭していた最中、耳許にまたもや若い女性の吐息が吹き掛けれる…

　「…ど、どんな状態って…ただ…に、握っているだけなんじゃ…」

　「フフッ…違いますよ…そういうことじゃなくて…
指の周りから掌の方に至るまで、触れているほとんど全ての部分が
ベトベトになってるんです…
ご主人がさっきからずっとガマン汁を垂れ流し続けているせいで…」

　「…」

　「ほら、こうしてみると…」

密着感が増し、
背中に柔らかな二つの膨らみがほんのり押し付けられたかと思うと…

　―クチュッ…クチュ―

　「アッ…アアッ…」

ネバついた音とともに、思わず、口から喘ぎ声が零れ出てしまった…

それは、あろうことかカリ首のすぐ下に嵌められた彼女の指のリングが、
まるで牛の乳搾りでもしているかのように、
ニギニギと締めたり緩めたりを二、三度繰り返したからである。

　「フフッ…スゴイ…お解りになりますか？
今、先っぽに溜まっていたガマン汁が溢れ出てきて糸を引きながら、
ゆっくりと下に伸びていってるんですよ」

今しがた尿道から搾り出された新鮮で濃厚なガマン汁が
鈴口から床までビロ～ンと長い架け橋を描いているとでもいうのだろうか…？

　「…では、ご主人…そうやってマン汁でグチョグチョに汚れたオマンコを
クリトリスからアナルの方までタップリ舐めてもらって、
気持ち良く最期までイッてしまったとしたら…
奥様はどうすると思います？」

畳みかける様に、今度は真正面から淑女が更なる卑猥な淫語を織り交ぜながら、
囁きかけてくる。

　「…ど、どうするって…」

　「フフッ、答えは簡単ですよ…奥様のように良識のある方でしたら…
というか…ほぼ、ほとんどと言っていいほどの女性が、
そうやって口でイカせてもらったお返しとして、迷うことなく、
男性の前に跪いて、自ら進んでフェラチオしてイカせようとようとするんです」


　「…フェ、フェラ…チオって…つ、妻が…私以外の他の男のモノを…」

　（…まっ、待って…つ、次は…私が…貴方のその大きくなったモノを…）

　（アッ…お、奥様…そ、そんな…アアッ…）

妻が上目遣いで彼女の主人のイチモツを口イッパイに頬張りながら、
その中で舌をチロチロと亀頭に這わせていた…