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背徳の嗜好
第1章 コトの始まり

「…ねぇ、じゃあ逆にコッチから質問させてもらうんだけど…
貴方、私が他の男の人に抱かれてもイイっていうの?」
沈黙を破り、妻の口から零れ出たいきなり核心を突いた一言に、
私は強烈なカウンターパンチを喰らったように狼狽えさせられる…
「…ち、違うって!そういうことじゃなくて…俺だって、
そんなの絶対に嫌だって、ちゃんと頭ではおかしいことだって
解ってはいるんだけど…」
「…けど、何?…ここに書き込んである人たちみたいに、
嫉妬して昂奮するって言うことなの?」
妻が怪訝な表情を浮かべながら、問い詰めてきた。
「…そ、それはまぁ…本当にそうなのか興味があるっていうか…
一度くらいだったら試してみてもいいかなって…」
こうして、私は自分が寝取られ性癖であることを、それとなく
妻にカミングアウトしたのである。
「…ふ~ん、そうなんだ…」
妻の返事は、どちらともとれない曖昧な感じだった…
そして、何か少し思い詰めているかのように、再びしばらく沈黙する…
「…いいわ…解ったわ…貴方がイイってくれるなら…私の方は構わないけど…」
「エッ!…か、構わないって…それって…?」
もっと毛嫌いされ、あっさり断れることを想定していただけに、
私の驚きは大きかった…
「だって…コレを読んで、私も貴方が見ている前で、他の男の人に抱かれて
イカされちゃうとか考えたら、何かちょっと…私も正直、
昂奮してきちゃったっていうか、そういうのも一度くらいだったら経験してみても
いいかなって思ってきて…」
妻も興味を惹かれたということなのか、嫌がるどころか、
どちらかといえば逆に乗り気のような感じにも見えてくる…
「…ホ、ホントにいいのかよ?…もし、そういうコトになれば…
お前が他の男とするのもそうだけど…俺が他の女とセックスすることになる
っていうのは、許せるのかよ?」
「なっ、何バカのなこと言ってるのよ!そんなの絶対許せる訳ない
じゃないって…最初はそう思ってたんだけど…でも、このサイトを見て
こういった人たちが結構いるっていうなら…私もちょっとだけ
貴方がどんな感じになるのか、見てみたいような気もしてきちゃって…」
コレはまさか、妻にも私と同じく、寝取られ性癖があるとでもいうのだろうか?

