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背徳の嗜好
第8章 ただ、見ているだけで…

 (…こ、こんな…二枚目で、女慣れした男と…歩子が…
セ、セックスして…イ、イカされたら…)

実際こうして、妻が抱かれることになる男の容姿を目の当たりにし、
外見からイチモツの大きさ、セックスの経験値に至るまで、全ての面において、
明らかに私の方が劣っているのかと思うと…
自分のことが嫌になり、この後スワッピングすることへの後悔の念が襲ってくる…

 「…なっ、なぁ…あ、歩子…」

無性に妻のことが愛おしくなり、抱きしめようと、私が肩に手を伸ばし掛けたところで…

 「それじゃあ…いつも通り、貴男と奥様はそっちの奥の方…
私とご主人はコッチ側のスペースを使うということでイイかしら?」

ソレをさせじと、美紀が私たちの間に割り込んできたかと思うと…
私の手を取り、妻の元からやんわり引き剥がした…

 「あぁ…じゃあ、奥様は私と一緒にこちらの方へ…」

 「エッ…あっ、歩子…」

反対側から彼が妻の手を取り、私の手の届かぬ遠く離れた処へと連れていく…

 「…あ、貴方…」

こうして、私たちは二言三言の会話を交しただけで、肌と肌を一切触れ合うことなく、
すぐさま距離がとらされた…

見つめ合う二人…

…が、もうココまできて、今更嘆いたって遅いだろう…

 「…では、お二方ともこれから実際、スワッピングを始めてイク訳なんですが…
その前に、お互いトラブルなく、スムーズに進めてイク上での決め事といいますか…
一応、一つ簡単なルールを守って頂くことになりますので…」

 「…ル、ルール…」

 「はい…まずこの後、本番が始まりますと、
最初はそれぞれ交代で相手の前戯を観賞し合って気分を高めてイクんですが…
その際、行為をしている二人に対して、それを見ている側が邪魔したり、
口出しして止めさせようとするのはルール違反になります…勿論、
相手の嫌がるようなことや、力づくで無理矢理といったことは
絶対にしないというのが大前提ですが、基本的に観賞中は、
このベッドを隔てて真ん中から相手のいるスペースへ立ち入ってはイケません」

 「エッ…」

 「もし、途中でご主人が黙って見ていられずに、
相手側に勃ちイッてしまった場合には、ご主人だけではなく、
奥様にも連帯責任としてちょっとした罰ゲームを受けてもらいますので…」

 「…」

果たして、私はこのルールを守り抜けるのだろうか?
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