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背徳の嗜好
第9章 妻たちの性技

「…み、美紀さん…そんなに…」
美紀の中指が穴の入口に接触し、クルクルと周りの皺一本一本にまで
ローションを塗り込むように弄られると…
ワザと焦らされているかのように感じ、
『…は、早く挿れて…』と、女性の様に腰を振って、オネダリしそうになってしまう…
「フフッ…では、歩子さん…そろそろご主人の中に、挿れてイキますね」
「…」
下準備は全て整ったのか、美紀が私たち二人に予め告知したかと思うと…
「アッ…アアッ…」
解っていても、喘ぎ声を抑えることは出来なかった…
細長い美紀の指が、ニュルリと私の中に侵入してくる…
ローションの甲斐もあり、痛みも抵抗も全くなく、すでに中指は第一関節を通過し、
第二関節まで埋め込まれていた…
「アラ?…何だか最初からずいぶんと、すんなり這入っていく気がしましたけど…
コレって、もしかして…ご主人って、初めてじゃないんじゃありません?」
「なっ!…はっ、初めてじゃないってっ!」
「…」
美紀の推察には、毎回本当に驚かされる…
確かに、初体験というコトではない…
実は…一時期、アナルの快感に興味を持ち、どうしても味わってみたくなった私は
アナニ―ならぬモノに手を出すどころか、それだけでは飽き足らず、
何度か風俗の方にもお世話になった経験があるのだった…
「…詳しくは聞きませんけど、初めてじゃないって言うんでしたら…
どうなんですか?アナルで気持ち良く最期までイケたことはあるんですか?」
私の応えを興味深げに、歩子も耳を傾けている…
「…い、いや…ソレは…何ていうか…それが…じ、実は…今まで一度も…」
こうして、私は美紀の誘導尋問に引っ掛かった様に白状させられた…
「フフッ…ダメでしたか…やはり、男性も女性と同じで
中はある程度、開発してあげてからでないとイケませんし…
一度や二度くらいでイケる人の方が珍しいですから…」
歩子が中イキできないのも、私がまだ開発し切れていないということなのか…
「でも、今の話ですと…ご主人はこれまでに何度か経験があるようですし…
こうして歩子さんに見られている状況で、私がきちんと開発してあげれば…
今日は初めて味わうことができるかもしれませんよ…
いつもの射精とは全く違った絶頂感を…」
美紀の自信ありげな言葉に、私は武者震いが止まらなかった…

