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ソレは、二十歳になってか……ら……?
第3章 後編

「昨日、自分が何したか、憶えてる?」

「う゛」

 突っ込まれた。

「憶えてて、『ごめん』って言ってるの?」

 ……だよな……。
 なんでも謝りゃ良いってもんじゃ、ねーよな……。

 ……昨日、俺が、何したか……

「……るりが取っといてたサングリア、こそこそ飲みました……」

「うん。」

「ごめんなさい。でも、ものすんげー、美味かったです……」

「そのあとは?」

「……そのあとは、るりが風呂から出て来て……るり天才!ってちゅーして……」

 ここは、謝んなくても、いーよね?

「……そのあとは?」

 ……そのあと……

「……憶えて……ねー……」

 すんげー楽しくて幸せで気持ち良かった事しか、憶えてねーや……。

「憶えてません、すみません……」

「……やっぱり。」

 るりは、ふーっと溜め息を吐いた。

「……ごめん……ごめんなさい、こんなヤツでほんとごめん……」

 これは……平謝り……しても、足りねー……。

「もう、こそこそ飲んだりしたらだめだからね!」

「飲みません……」

「見てないとこで飲むのは、絶対だめ!!」

「うん……う?」

 ……見てないとこで飲むの、は?

「……るりが見ててくれっ時なら、飲んでもいーの?……痛てててててて!」

 調子に乗った俺は、無言で膝立ちして近寄って来たるりに、頬っぺたをぎゅむーっと引っ張られた。

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