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狂わされた果肉
第43章 花盛り繚乱 序章
 一樹、深雪さんが三番目ですが九番目の瞳さんと此方に向かってますよ、其から五番目の菜奈さんに七、八の泉さん瑞樹さんも向かってます…
 華…九人…うっ目眩が…華は、立ち上がり座卓の端に正座し畳みに頭を付けて大事なお嬢さん達を不精の私の息子が大変失礼致しました母親として、この腹カッ捌いてお詫び申し上げます…。
 小刀を抜き出し、お母様!姐さん!奥方様!皆が振り落とそうする華を必死で止めた…。
 華、取り乱してご免なさい、今晩は皆ゆっくり寛いで下さい他の方達が揃ってからお話しします楓さん!はい、奥様…一礼する女性…。
 何か入り用や御要望が有ればこの楓に言って下さい、仁の部屋に案内差し上げて楓さん、はい奥方様では、此方に…
 華…明日にでも皆さんとお茶でも楽しみましょうね♪
美伽達、はい是非とも楽しみにしてますお母様…。
 楓…仁、いえ若様の部屋に寝具の準備も用意しています他の部屋よりは、良いかと思いましてごゆるりと休んで下さい。
 お気遣い有難う御座います…。
美伽、楓さんは、何時から此方に?
 そうですねぇ…それも明日奥様からお訊きに成かもですから…ウフフッでは此方ですので、御用の際はそちらの呼鈴をお使い下さい…。
 美鈴、ご丁寧に有難う御座いました…。
楓…お気がねなく、おやすみなさいませ失礼致しました…。
 美伽、お母様もだけど楓さんも綺麗な人だね!
三咲、それと楓さんだけど…何だか得たいの知れない優越感を感じたんだけど…
茜…そうね、仁に関してね!
美鈴…うっ確かに仁を若様と言い直した辺り引っ掛かるわぁ…
美伽…いづれにしても明日、判る筈よアレコレ考えても仕方ないわ誰が相手でも譲る気は無いし寝ましょ!
美鈴…うっ、何だか貴女…仁に似て来たわね!ねぇ…三咲先生は、どう思う?
三咲…グースピーッすやすや…
美鈴…うっあんたは、子供か寝るの早!
茜…しっかりと仁の枕を抱きしめてるし、侮れ無いロリね!
三咲…ロリちゃうわぁーすやすやピー♪

 その頃、仁達は落ち着かないかも知れないが今夜はカオスで休んで明日奴等を教団に連れて行く。
 鬼崎…若、宮崎補佐から連絡です深雪さんと瞳さんを明日本家に連れて来いと姫、いや母上からの命令とか美伽さん他四名は既に実家に居る様ですが…
 えっ…うっうぅ!!まぁ~良いか…。
 


 
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