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第44章 花盛り繚乱　

　真美「えっ！何の事でしょうか？」
茜「そのガニ股が処女を捧げた何よりの証よ！」
美鈴「お嬢様ぶって、やる事やったのね！」
　私達も経験済みだから、スルッと丸ごとお見通しよ！
美伽「やって、くれたわね仁のメガチンめっ！」
　華「本当に申し訳ございません」土下座する…
「此処までとは、仁に変わってこの腹」ドスを持ち出す華、慌てて止める大樹に一門…。
　数分後華「取り乱し申し訳ありませんでした」一門共々頭を下げる…。
菜奈「では、落ち着いた所で話しの核心をお母様お願い致します…因みに菜奈と申します職業は、此処に居る皆さんと仁の互助力で知事をさせて頂いております」
　華…仁が五歳になる頃、山王会と風組が戦争に成りました原因は、山王会一部組織の風組への強引な勧誘ですが手柄を焦った組達が秘密裏に仁を誘拐脅迫したのです、それを切っ掛けに風組総員で仁を取り戻す為に山王会を叩き戦争に…原因の発覚を恐れた一部の組織が仁を海外に売ったの…私達が事の真相を知った時には既に手遅れに仁は行方不明に…跡を必死に探したけど何の情報も無い間々にやっとの思いで手懸りをパキスタンの傭兵教団に売られた事を掴んだのも束の間…秘密組織の内部事情など判る筈も無く…
　仁が生きてる事だけを祈った日々八年程経った時、アフリカの内戦に巻き込まれた日本の医療派遣NPOの女医さんが怪我した仁を救ってくれたのそれが楓さん…。
　日本に帰国した仁は、誰とも口を訊かず誰も信用しない私達親にも同じ態度を頑なに…原因は、傭兵として世界中の戦場に参加し生き延びたのが奇跡と云われた…。
　夜もベットに横にすらならない壁を背にして窓側に座って寝るの仁の中では、帰った家も戦場と同じ…涙が止まらない華。
　心配して帰国した楓さんが家庭教師を引き受けてくれて、少しずつ本の僅かだけど変わって来た兆候が看れた、本当に楓さんには、感謝しきれない…それでも学校には、馴染め無かった様で色々と問題にだからつい最近なの仁が本当に戻ったのは…
　貴女達のお陰かも知れない…けど、こんなヤリチンに成るなんてやっぱり私の手で始末を着けないと！
　美伽「お母様、気を確かに…メガチンは、ヤリチンですが誰よりも立派に私達を救ってくれましたそんな仁を信じてます…ヤリチン以外の事を…愛してます皆思いは、一つです何人か怪しい人も居ますが…」何よその最後の台詞？誰の事？