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祭の夜
第3章 女の四十は辛い
キス、キス、キス……ただ、ただ唇を吸われ、ゆっくりと舌を口の中に差し入れ、舐めまわされえる。義雄は頭がくらくらしてきたが、淑恵は「これからや」とギュッと抱き寄せ、本格的に舌を絡ませ、上顎のあたりを舌先でチョロチョロって舐めてきた。唾液が混じり合い、唇を離せばその口の端から混じり合った唾液がツーと糸を引いて垂れる。
淑恵は止まらなかった。帯を解いて浴衣を肩から抜く。四十を過ぎているが、色白で体には染み一つなく、その肉のついた体にプルンと垂れ下がる乳房は大きい。乳首と乳輪は少し黒ずんだ桃色をしていた。
義雄は「あっ……」と声が出てしまったが、「おっぱい、優しう触って」と彼女はその乳房を押し付けてくる。
触れると、しっとりして柔らかい。そして乳首はコリコリと硬くなっていた。
「ああ、ええ、ええわよ……」
恐る恐る揉み上げてみると、淑恵は喘ぎ、その肌は桜色に染まった。義雄は夢中になった乳房を揉んでいるうちに、浴衣がすっかり肌蹴け、身に付けているのは白いパンティだけになった。
「はぁぁ……ふぅぅ、ええ気持ちや。今度は義雄ちゃんの番や。ええ気持ちにしてあげるさかい、横になって」
淑恵は体を入れ替えると、義雄の紐を解き、浴衣の前を広げた。そして、胸に頬を寄せ、「すべすべやな」と乳首、腹部、脇腹、太腿と撫でまわしていた。