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独り暮らし女性連続失踪事件
第4章 救出への動き
≪恥辱の日々≫

今日は聡子がいないが、飼育員が呼び出しに来た。

「サリー、行くぞ」

こいつも変態だ。絵美が犬と交わっている時、隅の方で、いつも自分のペニスを扱いている。しかし、絵美は何も考えないことにしている。
体を大事にしていれば、必ず助けが来てくれる、それまでは何をされても気にしないことにした。いや、そうしないと頭がおかしくなって生きてはいけない。ただそれだけである。

今日の相手はシベリアンハスキー。だから、飼育員が「トミーだ。童貞だから優しく教えてくれよ。お前は童貞相手が上手いと評判だから、オーナーが喜んでいる」と言うが、絵美は表情も変ない。いつものようにズボンと下着を下ろすと、棚から例の瓶を取り出し、それを陰部にたっぶりと塗り込む。

「ほら、トミーいいぞ。男になれ!」

飼育員が首輪を外すと、トミーは興奮しハッハッと荒い息を吐きながらその臭いの出所を求めて近づいて来る。絵美は手を犬の鼻にかざして誘い込み、クッションを抱えてお尻を突き出す。犬はまっしぐらに絵美に飛びかかってくるから、とにかく挿入を終わらせ、射精を受け止める。後は自然に犬が離れていくのを待つだけ。

マリーが言った「どんなことがあっても、希望を失ってはいけない」、その言葉だけを頭の中で繰り返すだけで、その間、絵美に感情などない。

しかし、「気持ちよさそうね」という声に絵美は「あっ、いやっ」と鋭く反応した。聡子がいつの間にか来ていた。
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