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午睡の館 ~禁断の箱庭~
第3章 おまけ
初めて雅弥に抱かれた次の日。
「学園を休んだ櫻子を罰する」と、雅弥はまた櫻子を抱いた。
まだ子供同然の未発達な身体を強引に開かれ、貫かれ、揺さぶられる。
パンパンと肉がぶつかる音と、きつ過ぎる櫻子の締め付けに呻く雅弥の苦しげな息遣いだけが櫻子の寝室に響く。
まるで人形の様にされるがままになっている櫻子の瞳に、もはや光は宿っていなかった。
「櫻子……お前が悪いんだ……お前が私に似ているから……!」
雅弥はそう言い訳をしながらあらゆる角度から櫻子を突く。
「………」
もう何を言われても、櫻子の心は動かなかった。
早く雅弥が果てて中から出て行ってほしい、ただそれだけだった。
櫻子からの反応のなさに、雅弥の顔が歪む。
「櫻子……大原みなみ……退学させたからな」
耳元で囁かれたその呟きに、空虚だった櫻子の瞳に力が宿る。
「……ど……うして……」
人形の様にかくかくと動いた口から零れた言葉は、ひどく擦れていた。
「私以外の者に心を許した罰だ……」
「……い……や……いやぁ――っ!!」
櫻子は半狂乱になって叫び出した。
皮肉にもその行為がさらに雅弥を締め付けることになっているとは気づかず、櫻子は目を見開いて叫び続ける。
雅弥が欲望をその中に撒き散らした後も、櫻子は一晩中泣き続けた。