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失恋しても好き過ぎる
第4章 4
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何時間ぐらい飲んだだろうか。
気持ち良い……。
ベッドふかふか……。
ここは何処?
アパート……?
目の前には、鷹田君の幻が見える……。
いつもの仏頂面で。
「おい」
「はい……」
「お前バカ?LINE教えなかったぐらいで、ヤケ酒呑むとか」
「すいませ〜ん」
「酒呑めないくせに呑み過ぎだし!酒くせぇ!良いか?絶対俺の部屋で吐くなよ!」
「俺の部屋……?って、鷹田君の……?」
「そうだよ。宮浦から居酒屋に呼び出されて行ったら、お前がべろべろに酔ってて。宮浦達はまだ呑むから、お前を介抱しろとか無責任な事言いやがって!」
夢でも良い。
ここは鷹田君の部屋らしい。
そして介抱して貰える。
般若の様な、鷹田君から……。