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失恋しても好き過ぎる
第5章 5
「そりゃそうだよね〜。年上で、バツイチでしょ?どんな技持ってんのか気になるよね〜」
「えっ?!課長ってバツイチなの?!」
「そうだよ。知らなかったの?」
「知らなかった!」
涼子ちゃんの言葉に驚いていると、すぐ後ろから声が聞こえてきてビクッとした。
「おはよう。誰がバツイチだって?」
「課長!お、おはようございます!」
課長、いたんだ………。
今の話、全部聞かれてたかな………。
恥ずかしい!!
「猫田、ちょっと来て」
ドキドキしていると、後ろに立っている課長から手招きをされる。
そんな課長が歩き出すと、私は恐る恐るついて行った。