この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第7章 7日目
『斉藤彩さん』
突然の声に、彩ちゃんは驚いた。
そこには全身黒ずくめの女性が立っていた。
あたしの名前を知ってる!もしかして警察の人?
逃げようとする彩ちゃんに女性は
『わたしは敵ではありません。あなたにお願いがあります』
『お願い?』
『あなたにしかできない事です。話しを聞いてくれますか?』
彼女は迷ったが、元々死ぬつもりだ、怖いものなどない。
『いいよ。何するの?』
女性は微笑んだ。
『場所を変えましょう』
一瞬で、ふたりは全く別の場所に移動した。
廃工場のような薄暗い建物の中。
目の前に椅子が置かれていた。
『そこに座りなさい』
突然の声に、彩ちゃんは驚いた。
そこには全身黒ずくめの女性が立っていた。
あたしの名前を知ってる!もしかして警察の人?
逃げようとする彩ちゃんに女性は
『わたしは敵ではありません。あなたにお願いがあります』
『お願い?』
『あなたにしかできない事です。話しを聞いてくれますか?』
彼女は迷ったが、元々死ぬつもりだ、怖いものなどない。
『いいよ。何するの?』
女性は微笑んだ。
『場所を変えましょう』
一瞬で、ふたりは全く別の場所に移動した。
廃工場のような薄暗い建物の中。
目の前に椅子が置かれていた。
『そこに座りなさい』