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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第4章 4日目
車は市街地を抜けて、山道に入っていった。
ももちゃんは意外そうだ。
「あれ?海じゃないの?」
「それは明日だよ。ちょっと寄り道しよう」
山中の一本道を走り続け、やがて広い駐車場に出た。
そこから二人乗りリフトで山頂に向かう事になる。
僕は指差した。
「あれに乗るんだよ」
「なんか怖いよ。落ちちゃうよ…」
ももちゃんは、ちょっと怯えてる。リフト乗った事ないんだね。
「大丈夫だよ。僕がいるから」
ももちゃんは勇気を出して乗ったが、僕の腕にずっと、しがみついていた。
山頂の展望台に着いた。
下界の暑さと違って風が爽やかで、素晴らしい眺めだ。
緑の山々の間に、美しい湖。その向こうに、広い海が広がっていた。
夏の強い日差しで、キラキラと輝いていた。
ももちゃんは意外そうだ。
「あれ?海じゃないの?」
「それは明日だよ。ちょっと寄り道しよう」
山中の一本道を走り続け、やがて広い駐車場に出た。
そこから二人乗りリフトで山頂に向かう事になる。
僕は指差した。
「あれに乗るんだよ」
「なんか怖いよ。落ちちゃうよ…」
ももちゃんは、ちょっと怯えてる。リフト乗った事ないんだね。
「大丈夫だよ。僕がいるから」
ももちゃんは勇気を出して乗ったが、僕の腕にずっと、しがみついていた。
山頂の展望台に着いた。
下界の暑さと違って風が爽やかで、素晴らしい眺めだ。
緑の山々の間に、美しい湖。その向こうに、広い海が広がっていた。
夏の強い日差しで、キラキラと輝いていた。