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8月のヒメゴト ~僕と桃香の7日間~
第1章 1日目
ももちゃんは、不安げに僕を見ていた。
そんな目で見られても、僕も困るよ。
「やっぱり、ももちゃんのお父さんは、誰にも連絡してないらしい。これから他の親戚に相談してみるよ」
「やだ!わたし、ここがいい!お父さんだって、お兄ちゃんに頼んでるんだよ!」
「それが無理だから困ってるんだよ」
彼女の目から、涙がポロポロこぼれた。
「わかった…わたしがジャマなんだね…」
「そんな事は…」
「いいよ…出ていくから…どこかでテキトーに寝るから…わたしが襲われたりしても…お兄ちゃんのせいじゃないから…気にしないでね…」
僕は、うろたえた。
「ちょっと待ってよ…僕は…」
「バイバイ…」
涙を拭いながら、ももちゃんは立った。
仕方がない。一晩位なら…
「わかったよ…とりあえず今日は、ここに泊まって。その代わり、狭いのは我慢してよ」
「そんなの平気だよ!わたしがお掃除してあげる。しばらくここにいるんだし」
「だから今日だけって…まあいいか…」
そんな目で見られても、僕も困るよ。
「やっぱり、ももちゃんのお父さんは、誰にも連絡してないらしい。これから他の親戚に相談してみるよ」
「やだ!わたし、ここがいい!お父さんだって、お兄ちゃんに頼んでるんだよ!」
「それが無理だから困ってるんだよ」
彼女の目から、涙がポロポロこぼれた。
「わかった…わたしがジャマなんだね…」
「そんな事は…」
「いいよ…出ていくから…どこかでテキトーに寝るから…わたしが襲われたりしても…お兄ちゃんのせいじゃないから…気にしないでね…」
僕は、うろたえた。
「ちょっと待ってよ…僕は…」
「バイバイ…」
涙を拭いながら、ももちゃんは立った。
仕方がない。一晩位なら…
「わかったよ…とりあえず今日は、ここに泊まって。その代わり、狭いのは我慢してよ」
「そんなの平気だよ!わたしがお掃除してあげる。しばらくここにいるんだし」
「だから今日だけって…まあいいか…」