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第5章 危険な出会い

　急かされるように
シャワーを浴びた。
『裸で出てこいよ。』って
言ってた････
でも　いくらなんでも
バスタオルも何も
巻かないなんて
できない････



｢早くしろよー。
面倒せーのは　嫌いなんだよー。
裸で出てこいよォッ
今さら　何やってんだよォッ｣


　奥のベッドルームから
聞こえてきた。
｢はぃぃ｣　なんか怖い･･･


　仕方なく　　身体を拭いたあと
バスタオルを軽く巻いて出て来た。
室内は薄暗く
シングルベッドが２つ並んでいる。
彼は　ベッドに腰掛け
睨みつけて　乱暴に言い放った。

　｢ちぇッ　何やってんだよ。
裸で来いって言っただろう｣

　｢まぁいいや　そこ座れ。｣