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会社のドSな後輩王子に懐かれてます。
第9章 白馬黒哉について
「あっやっ、き、きこえてるっ、くろ、聞こえてるから……っ!」
涙目で、耳まで赤い。
やっぱりユイはいじめられる方が似合うね。
すげぇ可愛い。
「よしよし。じゃ、ユイが素直になったことだし……」
彼女の耳元に唇を寄せ、
掠れた声で甘い命令を送り込む。
「そのままイッて……?」
「あッ……────?!」
ユイの身体がビクンと大きく仰け反った。
追い込むようにぐちゅぐちゅとナカを激しく擦り、
彼女の耳を優しく喰む。
細かく痙攣しだす彼女のナカ。
うん、上手にイけそうかな。
「ほら、我慢しなくていいよ。」
「やっ、ア…ッ、なにこれっ、あっ、も……っ!」
ぐちゅぐちゅっクチュッ、くちゅくちゅっ
彼女の爪先がピンと張り詰め、
天井を仰いで首を差し出す形になる。
……綺麗な首筋。
熱い舌でツゥっとなぞって甘噛みすれば、
彼女の身体はその刺激さえも敏感に受け取ったようで。
「あッだめ、イッちゃっ……んぁぁあっ────!」
彼女のナカが俺の指を締めつけながら、
身体を強ばらせて可愛く果てた。
荒く呼吸をし、ユイが俺の方にぐったりと倒れ込む。
指を引き抜き、落ち着かせようと頭を撫でれば、
彼女は甘えるように俺の背中に腕を回した。
「はぁっ、ね、くろ……、なんか身体、変……っ。」
彼女がぎゅっと抱きついて、戸惑いながら話す。
……うん、そろそろだと思ってたんだよね。
「それって、俺が「イッて」って言ったら、身体が急にイキそうになったから?」
その言葉に彼女の肩がビクンと跳ねる。
この反応は図星かな。
「前から、ユイがイキそうなときに「イッて」って言ってたからね。身体がイくときの合図って覚えたんだよ。」
「……まさか、それ狙って最初から言ってたの……?」
彼女が恨みがましそうな目でこちらを見てくる。
顔赤いから全然怖くねぇけど。
彼女の髪を指で梳きながら、
俺は悪意のない笑顔で答えた。
「うん、そう。俺専用に調教されちゃったね。」
「〜〜〜っ!」
バッと顔をそむけられる。
あーあ、耳真っ赤。
そんなに恥ずかしいんだ。
……そんな反応されると、嗜虐心が疼いて仕方ない。