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堕ちる人妻
第1章 堕ちる人妻
 旦那の居ない真っ昼間の情事。獣が言ったように、アナタは今どんな顔で仕事をしているのでしょうか。もうお昼ご飯も食べ終わって、仕事を再開させていることでしょう。


 アナタが汗水流して営業している時、私は汗水流して腰を突き合っています。


 アナタがお得意先にペコペコしている時、私は獣と舌を絡めてペロペロ舐め合います。


 アナタが仲間と笑う時、私は獣に媚びるのです。


 獣が私の腰を天井に突き出すような体位を取りました。正常位よりも角度がつくため、挿入した肉棒はより深く内部まで突き刺さり、それを受ける膣の感度も跳ね上がります。まるで真上から木槌で叩きつけられた木材のように、鋭く差し込まれる肉棒から重たい衝撃が伝わってきました。


「こんな姿を旦那が見たらどう思うかねえ。この素っ裸のっ……奥さんをさっ!」


 上から激しく突いてくる獣の目には、私があられもない姿に映っているのでしょう。旦那のことを思って苦しむ私の様を勝手に想像している獣にとっては満足な光景かもしれません。


 アナタは、正常位とバック以外の体位でセックスをしたことがありませんでしたね。こんなお尻を空にさらけ出すような体位なんて、AVでしか見たことないかも。独身時代につき合っていた頃は熱い気持ちでカバーしていたけれど、体位は典型的な前と後ろだったもの。


「ああっ、気持ちいい……気持ちいいよ奥さん……」


 獣は息を吐くように言葉を洩らしました。よほど気持ちがいいのか、一足先に目が絶頂を迎えています。


「ほらっ見てみ」


 獣は私の脚をVの字に開脚させて、股間を見るよう指示してきました。言われるままに下を見ると、熱くなった膣が獣の欲望を無尽蔵に吸い込んでいました。


 ぐちゅ……ぐじゅ……と重厚な音を立てて、白濁のジェルとなった私の汁が、ピストンする竿にこびりついています。


 私は視線を股間から獣の目へと移しました。


「もっと……」


 悩ましげな目で、渇望しました。


「……突いて」


 獣はその言葉を待っていたかのように、ニヤリと笑むのでした。


「突いてください――は?」


「……突いてください」


 すると獣は私の両脚を肩に引っかけて、下半身を密着させました。そして太股を両腕で抱え込み、肉棒を膣内に深く押し込んだまま高速で腰を振り始めたのです。
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