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第1章 　罠

　唇だけでは我慢できなくなって、祥太郎は梨花の乳房に吸い付いた。

　「あっ、あっ、あうっ」

　梨花も堪らない。乳首を吸われてうめき声を上げた。
　そのうめき声が祥太郎をますます興奮の渦に巻き込んでいく。

　「おれ、い、い、挿れたいよ～」

　祥太郎の手がいきなり梨花の股間に伸びて、陰毛を掻き分けた。
　その手が割れ目を捜す。

　祥太郎は童貞だったから、正直な話、何をどうすればいいのかよく分からなかった。
　やり方はアダルト動画でよく知っているつもりだったが、実践は勝手が違った。
　動画の男たちはもっとねちっこく女の体を責めたが、祥太郎にはとてもそんなゆとりはなかった。
　
　「こ、こ、ここでいいの？」

　「あ、あ、あぁぁ～んぅぅぅ、そこだぁめぇ～」

　梨花が喘ぎ声を上げた。

　「おれ、も、も、漏れちゃうよ～」

　祥太郎は泣き出しそうだ。

　「分かった。いいよ、挿れていいよ」

　梨花は風呂の縁に手を付いて、尻を祥太郎に向けた。
　祥太郎に向けられた梨花のお尻があまりにもエロく、興奮はマックスに達した。
　祥太郎は若木を握り締め、股間に突っ込んだが、なかなか入らない。