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海猫たちの小夜曲
第6章 はじめての夜 ~潮風と白い素足の少女①~
 そして、去年の夏、わたしは決心して先生に告白した。
 その日、わたしは先生に抱かれるつもりで、自分で目いっぱい扇情的だと思う服を着て、先生の家に行った。
 
 だが、先生の答えはNOだった。
 もう、自分には、まともな恋愛はできないのだ、と。
 そして、自分が「寝取られ」であることを教えてくれた。

 自分がEDだったこと。
 そして、奥さんが知らない男に抱かれているのを見て、どうしようもないほどに昂ってしまったこと。

 先生は、離婚の話になっても、なおも奥さんとの結婚の継続を望んでいたが、すでに、奥さんの方は、別な男に気持ちを移してしまっていたのだ。

 
 それでも、と食い下がるわたしに、先生が突きつけてきたのは、あり得ない話だった。
「なら、遥は僕のために、僕が言う男に抱かれてきてくれるか?」
 先生が返してきた答えに、わたしは言葉を失った。
 結局、その日、わたしはそれ以上、先生と話を続けることが出来なかった。

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