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海猫たちの小夜曲
第6章 はじめての夜 ~潮風と白い素足の少女①~
 食事が終わり、わたしはコーヒーを飲む先生の前で、今日買った水着を着て見せていた。
「どうですか、先生? なかなかいい感じじゃないですか? わたしの水着姿、それなりにありがたいと思ってくださいね。わたし、水泳部では、いつも男子部員たちにお尻とか胸とかじろじろ見られてるんですから。もし、部活にこの水着着て行ったら、男の子たちって、どんな風に見てくるんでしょうね?」

「……なら、もっとおとなしいのにしとけばよかったじゃないか。」
「えー、せっかく先生も喜んでくれるかと思ったのに。」

「いい歳のおっさんをからかうなよ、もう。さっさと風呂に入って寝なさい。」
 体よく先生に追い払われたわたしは、はーい、と不満そうに返事を返す。
 とりあえず、夜中に先生のベッドに忍んでいくための煽りとしては、十分に思われた。
 けれども、わたしが先生に迫る好機は存外に早く訪れることになった。


 わたしはお風呂を出たあと、屋根裏のベッドで髪をとかしていた。
 わたしの後には、先生がお風呂に入っているはずだ。
 そろそろ、頃合いだな、とわたしは踏んだ。
 そして、わざとお風呂場に置き忘れた水着を取りに戻ろうと、足音を忍ばせながら、階段を降りる。

 お風呂場の前の洗面台まで来た時、お風呂場の中から、荒い息とともに、低い呻きが聞こえた。曇りガラスの向こうに、うすぼんやりと、先生が、わたしの水着を手にしているのが見える。それは、まさにわたしのまいた餌に先生が食いついている瞬間だった。
 わたしはさらに足を忍ばせて、先生の荒い息使いを聞き続けた。

 ああ、先生が、ガラス越しにすぐ目の前で激しく右手を動かしてペニスを扱いている。
 先生は、想像のなかで、さっき露骨なまでに見せつけたわたしの水着姿を思い出して、わたしを犯しているのだろうか。先生のPCの動画にあった、ビキニの女の人を後ろから激しく犯す男のように。

 そう思うと、バスローブしか着ていないわたしの体が激しく疼いた。
 先生の呻きが漏れるたび、乳首が痛いほどに勃起し、秘部からは愛液が溢れた。

 もう、わたしが数年来の想いを遂げるための準備は完全に整っていた。

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