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海猫たちの小夜曲
第6章 はじめての夜 ~潮風と白い素足の少女①~
 先生はわたしの上に被さり、改めて、指でわたしの秘部の濡れ具合を確かめていた。
 もう、先生が触れるまでもなく、わたしの膣内は、お風呂場での愛撫で完全に蕩かされていて、大量の愛液が溢れ出ていた。

「悪いが、僕はゴムを持っていない。外に出すけど……いいか?」
 先生がわたしの耳元で囁く。
 それもわたしは想定済みだ。わたしは、すでにピルを飲み続けている。
 本当のところ、わたしはあまり生理周期が一定しなくて、水泳部の大会期間などに生理になってしまうのを防ぐために、高校に入ってから常用しているだけなのだけど。

「膣内でいっぱい射精してください。水泳部の生理対策で……ピル飲んでますから……。」
 もっとも、この1ヶ月のピルの服用は水泳のためではなく、先生と生でするためだ。
「用意周到だな……この確信犯め。」
 先生が苦笑した。

 わたしはここまで、先生に想いを伝え、抱いてもらうために、いろいろ準備してきた。
 そして、その準備の中には先生の「寝取られ」を受け入れるということも含まれていた。 わたしはいずれ、先生に指示されて、他の男に抱かれるだろう。
 
 それなら、今、先生が、わたしに与えてくれるものは、何もかも受け入れたい。
 肌の温もりも、破瓜の痛みも、ほとばしる精液の熱ささえも。
 今夜の何もかもを、先生がわたしを愛してくれた証として、自分の体に刻みたかった。

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