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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
転校してきて、いきなり学校一の美少女の座をかっさらってしまった、まごうことなき美少女の遥に、あたしなんかがかなうわけもなく、単なる遊びのつもりだったが、先生に水着姿を見せるという話に、あたしは少なからずドキドキしていた。
水着なんかいつも部活で見せているじゃないか、と言われそうだが、誰かに見せることを前提に水着を買うというのが、これほど神経が磨り減るものだとは思わなかった。
その証拠に、水着を買って戻ってきたあとの夕方の調査で先生と一緒に海に潜ったとき、あたしは、先生の顔をまともに見ることができなかった。買ったときはそれほど大胆とも思わなかったが、あたしの水着姿は、先生の目にどう映るのだろう。
そう思うだけで、あたしの顔は真っ赤になって、遥との水着勝負のことなど何も知らない先生を不思議がらせた。
その日、バイト先で、早めの賄いを済ませて、家に戻ってからも、あたしの妙な興奮は続いていた。あたしは部屋の中で買ったばかりの水着に着かえると、鏡の前で幾度も自分の姿を見返していた。
先生は、あたしの水着姿を気に入ってくれるだろうか?
もちろん、遥にも負けないぞ……なんて身の程知らずなことは言わないけれど、一応、平泳ぎで鍛えている分、お尻とか太ももとか下半身については、自由形の遥より締まっているんじゃないかなあ……なんて、思ったりする。
もちろん、部活をサボっていることは棚に上げて、だけど。
水着なんかいつも部活で見せているじゃないか、と言われそうだが、誰かに見せることを前提に水着を買うというのが、これほど神経が磨り減るものだとは思わなかった。
その証拠に、水着を買って戻ってきたあとの夕方の調査で先生と一緒に海に潜ったとき、あたしは、先生の顔をまともに見ることができなかった。買ったときはそれほど大胆とも思わなかったが、あたしの水着姿は、先生の目にどう映るのだろう。
そう思うだけで、あたしの顔は真っ赤になって、遥との水着勝負のことなど何も知らない先生を不思議がらせた。
その日、バイト先で、早めの賄いを済ませて、家に戻ってからも、あたしの妙な興奮は続いていた。あたしは部屋の中で買ったばかりの水着に着かえると、鏡の前で幾度も自分の姿を見返していた。
先生は、あたしの水着姿を気に入ってくれるだろうか?
もちろん、遥にも負けないぞ……なんて身の程知らずなことは言わないけれど、一応、平泳ぎで鍛えている分、お尻とか太ももとか下半身については、自由形の遥より締まっているんじゃないかなあ……なんて、思ったりする。
もちろん、部活をサボっていることは棚に上げて、だけど。