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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
「……だから、かわいそうな望海のために、叔父さんが、望海を気持ちよくしてあげようと思ってね……」
 叔父さんは、放心状態で立ち尽くしていたあたしの肩を掴むと、そのまま、ベッドの上に押し倒してきた。
 そして、酒臭い息と、火照った舌があたしの首筋を這いあがってくる。

「……いっ、嫌あああああっ!」

 首筋を舐りまわす叔父の舌のぬるりとした感触が、あたしを一気に現実に引き戻し、あたしはおぞましさに声をあげた。
 あたしはとっさに体をよじって、叔父から逃げようと図った。

「静かにしなさい!」
 叔父は逃げようとするあたしを押さえつけて、容赦なく頬を殴りつける。
 そして、あたしは殴りつけられた恐怖で、体を動かすことができなくなった。

「はあ、はあっ……みんな望海が悪いんだよ……こんな格好で私を誘惑して……おまけに、オナニーまで見せつけて……全部、望海のせいなんだ……わたしがこんなになってるのも……」
 叔父はそういうと、ズボンを下げて、禍々しいまでに勃起したペニスをあたしの顔の前に突き出してきた。

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