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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
 あたしの目の前にある叔父のペニスは、秀隆のより幾分大きく、浅黒く反り返っていて、あたしはその醜悪さに息を飲んだ。

 だが、目をランランと光らせてあたしの体を求めている叔父の前で、あたしは恐怖で声も出すことができなかった。
 あたしにできることは、秀隆の時と同じだと思って、黙って耐えることだけだった。
 
 あたしは恐怖にすくんで動けずにいたが、叔父はあたしのことなど意にも介さず、あたしの上にのしかかってくる。あたしは犯される恐怖に震えながら、ようやく一言だけ切り出した。

「あ……あの、待ってください……水着、脱ぎますから……汚したくないし……」
 なぜ、これから犯されるという、その時に、あたしがこの水着のことを気にしたのかは、その時はよくわからなかった。ただ、あたしは声にしなかったが、先生に見てもらうまで、この水着を誰にも汚されたくなかったのだ。

 だが、あたしのささやかな願いは、あっさりと叔父に踏みにじられた。
「……汚れたら洗えば済むことだろう?せっかくだから、水着のまましようじゃないか。」

 叔父はあたしのささやかな願いなど聞こうともせず、あたしを背後から抱きすくめると、あたしの水着の中に、野太いゴツゴツした手を差し入れて、指先で乳首を転がし始めた。

「ああ……望海……その水着、よく似合うぞ……こんなに興奮するのは久しぶりだ。」
 叔父はあたしの乳房を揉み上げつつ、慣れた手つきであたしの股間をまさぐる。
 そして、あたしの秘裂を探り当てると、躊躇なく指を膣内に侵入させてきた。

「望海は、いやらしい子だな……見てみろ、もう、こんなに濡らしてるじゃないか。」
 あたしの耳元で叔父が囁き、あたしにドロドロに濡れた右手を見せつけてきた。 
 それは、あたしにすれば、明らかに先生を想いながらしたオナニーの残滓だったが、叔父は、あたしの濡れ具合を、自分がこれからすることへの期待と思ったようだった。

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