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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
「ふふ、私の責めはこんなもんじゃないぞ。これからもっとよくしてやるからな……」
 叔父は再び、あたしの秘部に指を入れ、指の腹を小刻みに震わせて膣壁を刺激してきた。叔父の太い指があたしの膣内で震えるたび、あたしの背中をせつなさを伴った快感が走り、膣内に愛液が溢れてくる。

「……くっ……あっ……ああっ!」
 叔父の指の刺激は、秀隆の稚拙な前戯などとは比べ物にならないほど濃厚で強烈だった。
 あたしは必死に声を押さえながら、歯を食いしばって押し寄せてくる快感に耐える。
 だが、あたしの体はもう快感に抗いかねて、オナニーの時と同様に腰が浮いてきていた。

 叔父はそういうあたしの反応を楽しむかのように、さらに膣内の指をくねらせる。
「嫌あっ!……ダメえっ……イキたくない……イキたくないのお!!」
 あたしは声をあげて、叔父の指が与えてくる刺激に必死に抵抗しようとした。
 そうしないと、下腹部から湧き上がってくる圧倒的な快感に、そのまま身を任せてしまいそうだった。
 
 あたしの頭の中は、白いモヤがかかったように惚けてきていたが、薄れていく思考のなかで浮かんできたのは、海の中でゴーグル越しに微笑む先生の顔だった。
「ああっ!……先生……せっ……先生えっ……。」
 あたしは思わず先生を呼んだ。


 だけど、目を閉じたあたしの耳に届いてきたのは、酒臭い息の混じった叔父の声だった。
「……先生?……ほう、学校にそんな虫がいたのか。」
 叔父はあたしの耳元で囁いたが、あたしが心の中でも先生と呼ぶ人は学校にはいない。

「望海はその先生とやらが好きなのかな? それとも、もう抱かれたか? だが、今すぐ、その先生のことなど忘れるほど、気持ちよくしてやるからな……」

 そう言うと、叔父はさらにあたしの膣内で激しく指をくねらせて、あたしを頂に導こうとしてくる。叔父の手元からは、グチュグチュとあたしの愛液の洩れる音が聞こえて、飛沫が水着とシーツを濡らしていく。

「ああっ……嫌あああ……イキたくないっ!……嫌あっ!……嫌なのっ!……ああっ!」
 そして、あたしは涙を浮かべて拒絶の言葉をあげながら、叔父の指で絶頂を迎えた。

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