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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
「ふう、こんなに射精したのは久しぶりだ……よかったぞ、望海。」
 長い吐精を終えて叔父はあたしの頭を撫でながら満足げに言ったが、あたしは自分の体のありとあらゆる感覚を閉ざしてしまいたかった。
 もう、あたしは、どこにも触れられたくもないし、何も聞きたくない。

「そろそろ終わらないと秀隆たちが帰ってきてしまうな。今日はこれくらいにしよう。」
 叔父はそう言うとあたしの水着にペニスを擦りつけ、どっぷりと付いた精液を拭い取る。

「望海、今日のことは私たちだけの秘密だよ。わかっているな?」
 叔父はそう念を押すと、そそくさと服を着て部屋を出て行った。
 そして、あたしは叔父の精液に塗れた水着を着たまま、ベッドに突っ伏した。

 もう先生にも、遥にも、誰にも見せることのできなくなった薄汚れた水着を着たままで。
 
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