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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
 叔父の車に乗せられ、あたしが連れてこられたのは隣町にあるラブホテルだった。
 案の定、大事な話などというのは嘘で、あたしは叔父の見境のない欲望のために、大切なバイトの時間まで奪われてしまっていた。
「何も、それほどシャカリキになってバイトに精をだすことはないだろう。これからは、土日のバイトも少し控えるようにしなさい。」
 叔父は車の中でしたり顔でそう言ってきたが、仕事をサボって実の姪を犯すような人間に、何故こんなことを言われなければならないのだろう、とあたしは悲しくなった。
 
 ダイビングショップのバイトは、あたしの将来につながることで、そして今や、あたしが唯一安らげる場所なのだ。それに、あたしは叔父夫婦の家に来てから、遊びに行くための服の一枚も買ってもらったことはない。そういうものは全部、あたしがバイト代から捻出しているのだ。
 叔父の言葉に、あたしは一応頷いたが、それだけは聞くつもりはなかった。

 あたしは叔父に手を引かれて、半地下の駐車場から、ラブホテルの一室に入っていった。
 こういうところに来るのは初めてだったが、安っぽく薄暗い照明とこれ見よがしに枕元に置いてあるコンドームが、ここはそういうことをするところなのだ、と言っているようだった。
「今日は荷物が多いんだな。その水泳部のバッグには何が入っているんだ?」
 部屋の一隅に荷物を置いたあたしに、叔父が聞いてくる。
「あの、バイトの着替えと、体操服ですけど……」
 あたしは叔父に聞かれた通り、答えた。
「……じゃあ、今から体操服に着換えてきなさい。それと、ブラジャーはつけないでいい。」
「ええっ!……で、でも、今日、体育で着て、汗かいて汚れてますから……」
 あたしはそう言ったが、叔父は、あたしの言うことなど聞き入れもせず、再び、あたしに体操服に着換えるように命じた。しかも、すぐにやるからシャワーも浴びるなと言う。
 
 あたしは仕方なく、バスルームで制服とブラを脱ぎ、汗で濡れた体操服に着換えた。
 体操服の湿り気が直接、胸に当たってきて、気持ちが悪い。

 けばけばしい内装のバスルームには、お風呂のほかに大きなマットも備え付けられていて、多分、ここでもそういうことをするのだろう、ということは、わたしにもわかる。

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