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海猫たちの小夜曲
第3章 終わりなき凌辱 ~海色のグラスと小麦色の少女②~
 だけど、叔父は、あたしが着換え終わるタイミングを見計らったように、ノックもなしにバスルームの中に入ってきた。
「きゃ……!」
 あたしが声をあげる間もなく、叔父は背後にまわって、やにわに胸を揉みしだいてきた。
 あたしはまた、犯されたときの恐怖が蘇ってきて、体が硬く強張る。

「ああっ……くっ……んんっ。」
「よしよし、言ったとおり、ブラは付けてないな。わたしはマラソンで役場の前を走ってくる女子高生を見ていて、いつか体操服のまま、犯してやりたいと思っていたんだ。」
 叔父は、あたしの首筋にねっとりと舌を這わせて、胸を揉みあげながら、耳元でとんでもなく下劣なことを囁いてくる。
 仮にも役場の職員のくせに、そんなことを考えていたのかよ、と今さらながら情けなくなった。

「ふふ、体操服から望海の汗の匂いがするぞ……甘酸っぱい若い牝の匂いだ……」
「嫌あっ……そんなに鼻を押し付けないで……。」
 鼻を鳴らながら、叔父があたしの胸に脂ぎった顔を押し付けてくる。
 叔父は、体操服の上からあたしの乳首に口をつけると、唾液をたっぷりと含ませて乳首を吸い上げ、舌でねっとりと転がしていく。

 そして、叔父はシャワーを手に取ると、今度は、あたしの体にお湯を浴びせてきた。
「嫌っ!……やっ、止めて!……」
 あたしはいきなり体操服の上からお湯をかけられて戸惑っていたが、叔父は、薄ら笑いを浮かべて、あたしの体にシャワーのお湯を浴びせ続ける。
「ほら、体操服の上から望海の体が透けて見えるぞ。男を欲情させるいやらしい体が。」
 叔父はそういうと、あたしにシャワーを向けたまま、濡れて肌に密着した体操服の上から、あたしの胸をこね回していく。
 そして、あたしは体操服のハーフパンツを脱がされ、マットの上に寝かされた。

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